「ZEPでメタバース登校を始めたいけど、どう使えばいい?」
自宅からでも学校とつながる方法を探す先生・保護者が増えています。背景には教育機会確保法があります。ZEPの機能を組み合わせれば、子どもと担任の多様な関わり方が作れます。
この記事はZEP活用シーンのアイデア集です。機能ごとに具体例を整理しました。先生・学校の運用に合わせて応用できます。関連してメタバースが変える不登校支援も併せてご覧ください。

ZEPが提供する主な機能
まずは、ZEPにどんな機能があるのか、不登校支援と関わる形で整理してみます。
- ブラウザだけで動く:アプリ不要、低スペック端末でもOK
- アバターでの入退室:顔を出さずに空間に入れる
- 音声・チャット・ビデオ画面:状況に応じた参加の選択肢
- プライベートエリア:特定範囲内だけで音声が届く「1on1」に向いた仕組み
- 入退室ログ:誰がいつ入ったかを記録として残せる
- オブジェクト配置:椅子・ホワイトボード・モニターなど自由にカスタマイズ
これらを組み合わせると、様々なシーンに活用できます。
メタバース登校の活用シーン5選 – ZEPでできること

① 毎朝の顔合わせ – ビデオ画面で「おはよう」を交わす
決まった時間にZEPスペースへ集まります。担任がビデオ画面で声をかけます。
顔を出したくない子は音声だけでもチャットだけでもOK。その日の気分で参加の仕方を選べるのがZEPの強みです。
② 1on1の個別面談 – プライベートエリアで安心の対話
ZEPのプライベートエリアはエリア内の人だけで音声・チャットが届く機能です。担任と子どもが入れば1対1の対話空間になります。
対面が苦手な子もアバター越しなら話しやすいという声があります。
③ 小グループでの交流 – 3〜5人で雑談やゲーム
3〜5人の小グループで雑談・ミニゲーム・学習課題を進めます。
クラス全体では話せなくても少人数なら声を出せる子は多いです。ZEPだからこそ生まれる交流があります。
④ 学習コンテンツの共有 – モニターに動画や資料を映す
ZEPのモニターオブジェクトにはYouTube、画像、Web資料を映せます。
担任が説明し、子どもはチャットで質問する。この非同期+同期の混合スタイルなら、集団授業が苦手な子にも負担がありません。
⑤ 入退室ログで日々の記録を補助
ZEPの入退室ログ機能は、いつ誰が入って、どれくらい滞在したかを記録します。
担任が日々の様子を書くときの補助資料になります。学校・保護者への報告もスムーズです。
学校で始めるときの運用ステップ
ZEPを不登校支援で使うときは、次の順序がおすすめです。
詳しい導入方法はZEP不登校支援を始める5ステップをご覧ください。
- 少人数から始める:最初は1〜3人の小さなグループで
- 複数の先生で運営:担任だけでなく副担任・養護教諭などチームで
- 保護者との事前合意:目的・頻度・記録方法を共有
- 無理のない頻度:週2〜3回から、子どもの反応を見て調整
- 子どもの声を反映:使いにくい点があれば柔軟に変える
よくある質問
Q1:顔を出したくない子にはどうする?
A:ビデオはオフのままでOK。アバターとチャットだけでも十分参加できます。その日の気分でビデオをオンにする子もいるので、強制しないのが続けるコツです。
Q2:子どもがログインしないと意味がない?
A:最初は「ログインできただけで一歩前進」と捉え、徐々に活動への参加を促す段階的なアプローチが現実的です。焦らず、子どものペースに合わせましょう。
Q3:ZoomやGoogle Meetとどう違う?
A:ZEPはアバターで空間を歩き回る感覚があり、ビデオ会議特有の「顔を突き合わせる緊張感」が薄くなります。対面が苦手な子には、こちらのほうが入りやすいという声があります。
Q4:費用はかかる?
A:ZEPには無料プランがあり、小規模な運用であれば費用なしで始められます。本格運用に移るときは有料プランへ段階的に切り替えできます。
子どもの声を中心に、使い方は柔軟に
ZEPはあくまで道具です。大切なのは担任と子どもの関係性。そして「ここなら行けるかも」と思える場所を一緒に作ることです。
空間づくりの実践はZEPメタバース教室の作り方が参考になります。
機能の使い方は学校ごとにアレンジできます。子どもの声を聴きながら、使い方を一緒に育てていく姿勢が何より大切です。
まとめ – メタバース登校で広がる不登校支援の選択肢
ZEPを使えば不登校支援の現場で多様なシーンが作れます。
今回紹介した5つは、朝の顔合わせ・1on1面談・小グループ交流・学習コンテンツ共有・入退室ログ。組み合わせ次第で、子どもが自分のペースで学校とつながれる選択肢が増えます。
まずは無料プランで試してください。大切なのは制度の完璧さではありません。子どもが安心して過ごせる時間を一つずつ作ることです。